2023年9月26日
CYBERDYNE Omni Networks株式会社(本社:茨城県つくば市、代表取締役:山本直行)は、Android搭載IoTエッジデバイス「Acty-G3」を、これまでのDoCoMo、Softbank回線に加えてau回線にも対応し、3キャリア対応製品として、2023年10月より提供開始します。
【変更点】 キャリア各社は日本全国幅広く対応エリアの整備を行っていますが、地下やビル間、地方の山間部など、あるキャリアは繋がっても他のキャリアは繋がらないケースは多く存在し、実際に現場に設置する段階でそれに気付くことも少なくありません。 このたび「Acty-G3」は3キャリア対応となりますので、その場所に適した回線でご利用いただくことができます。もちろん、周波数帯(バンド)が対応していればMVNO各社のSIMもご利用可能です。 また、10月出荷分からは、標準バッテリーケース(裏蓋)に加え、アタッチメント対応バッテリーケースを追加で付属します。クリップ、スタンド、クランプなど、現場にあわせて幅広い設置方法に対応でき、「Acty-G3」をより便利にご利用いただけます。 2023年10月分より型番を「CAT-G3a」とし、以下のとおり仕様変更となります。 ①3キャリアに対応 「CAT-G3a」の対応周波数帯(バンド)は以下の通りです。 ・docomo/Softbank :LTE(4G) Band 1、3、8、19 ・au :LTE(4G) Band 1、3、18、26 ②付属品:USB-DCケーブルの形状を「L字型」プラグに変更 配線時に、抜けにくく、邪魔にならない「L字型」プラグに変更します。 ③アタッチメント対応バッテリーケースを付属 オプション(別売)にて、「三脚アダプター」「マウント用アダプター」「クリップ」をご用意しています。 ※スタンドやクランプなどの設置用金具はお客様ご自身でご用意ください。
【「Acty-G3」製品概要】 「Acty-G3」はスマートフォン技術を応用しており、高い処理能力を有します。 デバイス内のCPU処理能力を利用しクラウドに送る前処理を行えるため、クラウドとローカルデバイスで適切に処理を分担することにより、応答性能の高い効率のよいシステムを実現します。 また、Androidを搭載していますので、アプリの開発(*)や外部デバイスとの連携など機能拡張が容易な点が特徴となります。(*)弊社が提供する「Acty」は端末のみとなります。センサー情報や、GPS情報などを送る、アプリ、サーバー/クラウドシステムはお客様にてご準備いただくものとなります。 <GPSトラッカーとして> 「Acty-G3」本体には、Wi-Fi、Bluetoothの他に、GPS、LTE(4G) 通信、ジャイロセンサー(3 軸)、加速度センサー(3 軸)を搭載していますので、車両の位置情報とともに、急ブレーキ、急加速、急ハンドルなどの急挙動を検知したり、走行データの収集・分析をすることができます。 GPSは、A-GPS/Glonass/QZSSに加え、基地局測位、Wi-Fi測位にも対応。セラミックアンテナの搭載により高い受信感度を実現しています。 <IoTゲートウェイとして> 「Acty-G3」は、 Beaconデバイスや各種センサー機器から収集した情報を束ねるIoTゲートウェイとして、日時や位置情報とともにデータをクラウドサーバーに送ります。高いCPU処理能力を有するインテリジェント型IoTゲートウェイとして、クラウドとエッジの分散処理を可能にします。 バックボーンには、Wi-Fi、または LTE(4G) でクラウドとの通信を行います。また、Wi-Fiテザリング、Bluetoothテザリングにも対応します。 ※電波法に基づく技術基準適合証明と、電気通信事業法に基づく端末機器の技術基準適合認定を受けた製品ですので、日本国内で安心してご利用いただけます。 ※本製品にはSIMカードは含まれておりません。 ※SIMカードを挿入してパケット通信を使用する為の設定方法は、SIMカードを提供している通信事業者にお問い合わせください。 ※SIMカードを挿入してパケット通信を使用する場合、通信事業者の定める利用料金が発生します。詳細に関しては、SIMカードを提供している通信事業者にお問い合わせください。 ※お客様がご利用のアプリケーションやサービスによっては、データ通信を無効に設定してもパケット通信料がかかる場合があります。 ※デザイン、仕様等は改良のため予告なく変更する場合があります。 【本製品に関する問い合わせ窓口】 CYBERDYNE Omni Networks株式会社 営業部 E-mail: sales@cyberdyne-omninet.com